ミックスバーンについて
燃料の品質・性能向上のための改良剤
ガソリン・軽油・灯油・重油等の石油製品は、原油を蒸留し、炭化水素の沸点の違いを利用して分留され生産されています。しかし、これらの石油製品は産出原油の重質化に伴う重質油の分解工程や品質改善を目的とした改質工程により、その炭化水素は化学的な活性度が高くなり、結合や環状化などの化学変化を起こし易くなっています。
例えば軽油は、炭素数10~20の炭化水素の混合物で、地域と季節に応じて品質規格が変動しています。粘度は燃料噴射ポンプの潤滑性能に、流動性は燃料系統の目詰まりに影響を及ぼします。個々の炭化水素が結合して炭素数20以上に環状化すると重油やタールのような成分になり、粘度が増加し、流動性、着火性能、燃焼性能が低下してしまいます。特に、炭素数のバラつきや炭化水素の環状化は、燃料の噴霧状態や着火性能・燃焼性能などに大きく影響を及ぼしてしまいます。
このような燃焼性能が低下した軽油に
軽油用燃料改良剤「ミックスバーンD」を添加すると、既に
結合した炭化水素の分解を促進し、個々の炭化水素の結合や環状化などの化学変化を大幅に抑制して燃料の重質化を防止することができます。その結果シリンダー内へは、均質(燃料粒子の大きさと炭化水素の分子構成)な燃料の噴霧粒子を供給することが可能になり、着火性能と燃焼性能が大幅に向上し、ほぼ 完全燃焼に近い状態を可能にします。
ミックスバーンシリーズは、ガソリン・軽油・灯油・重油に添加することで変質した(不燃化した)燃料を改良します。燃料を理想の燃焼状態へ導くことで、燃焼機関の本来発揮できるパフォーマンスを復活させ、健康寿命を延ばし、ランニングコストを軽減させる必須のアイテムなのです。

ミックスバーンの効果
トラックに軽油用改良剤を使用した場合
添加比率 3000:1
(軽油3KLに1L添加)
〇 排ガスのクリーン化
PM(煤)、CO、HC、NOx 等の排出を抑制します。
〇 カーボンを燃焼除去
インジェクターやDPFの詰まりを解消します。
〇 同量の燃料から得られる駆動エネルギーが向上
パワー・トルク・速度が向上
〇 DPF再生回数が減少
燃料消費量を抑制し燃費が向上します。
〇 軽油のセタン価が向上
ディーゼルノックを低減します。
〇 シリンダー内でのPMの発生を抑制
エンジンオイルや潤滑系部品の寿命が延伸します。
〇 酸化防止剤として機能
軽油の鮮度を約5年間維持します。
〇 燃料タンク内のサビ・カビの発生を防止
〇 寒冷地での軽油の凍結を防止
* 尿素SCRシステム搭載車にも使用できます。

カーボンオフセット認証

燃料改良剤「ミックスバーン」シリーズは、株式会社PCCからのOEM製品です。
同社の製品は、2012年に一般社団法人日本カーボンオフセットから、国連が認証した温室効果ガス削減プロジェクトから得られる「認証済排出削減量」を取得したカーボンオフセット製品として認証されています。
* 地球温暖化ガス(CO2)の排出権をJ-クレジット、または国内クレジット口座への
業務登録を行うカーボンオフセット認証は、国内で最も信頼されている排出権認証
制度です。
* 18Lペール缶で導入されたお客様(希望される方)には、CO2削減量が記載され
た証明書が発行されます(有償)。
* J-クレジットおよびカーボンオフセットの詳細についてはこちらからどうぞ。